「大人なんてみんな、大人という仮面をかぶった子供だよ」
今週のお題「大人になったなと感じるとき」
自分で自分の中にある「子供っぽさ」に気づいた時だろうか。
本当はそんなとき、恥ずかしい気持ちになるのだろうが、自分としてはむしろ客観視できていることに大人としての余裕を感じる。それを肯定できているならなおさらだ。
「子供っぽさ」を持った大人について、心に残った漫画のセリフがある。
「世紀末リーダー伝 たけし」という漫画だ。
連載されてかなり後半の話の中にあったと思う。
ある中年のキャラが話していた内容を要約すると、
「大人なんてみんな、大人という仮面をかぶった子供だよ」。
違和感なくスッと心に入る。確かにそんなもんだと自分には納得できる。
実際、そんな大人ばかりで、そんなものじゃないか?と。
大人なのに、過剰にうるさい人。攻撃的な人。わがままな人。無責任な人。それは現実でも、テレビやネットのモニター越しでも日常的に見かける。そして自分自身の中にも。自分は心がヘタレなところかな。
自分は、そんな子供な自分を自分で認識して受け入れてこそ、大人だと感じる。
そしてそんなものだと世界に対して割り切れることで、大人としての視点が広がるのではないか。
そして大人になることは自己理解して自己肯定することで、視野が少しだけ拡張する。その繰り返しではないか。
なんて大人みたいなことをつぶやく、大人という仮面をかぶった子供だよ自分はって話でした。
以上。