リオグ

認知行動療法を基に日記付けてみます。

働きたくないでござる!!!

今週のお題「告白します」

タイトル通りの内容だ。働きたくない。本当はこれから企業の書類選考のために履歴書を書いて送るところだが。

 

まず現状をできる範囲で説明すると、自身は発達障がい持ちの無職だ。

症状名はADHD(注意欠如・多動症)と、ASD自閉スペクトラム症)。

現在、就労支援事業所にて就労に向けた訓練や勉強、軽作業を行いながら、自身の日記を書いている。

 

orun751.hatenablog.com

以上が自身の大まかな現状だ。

しかし、働きたくないでござるとか書くと、ニートだの働けだの昔のネタだの言われるだろう。実際そのとおりである。

 

そもそも働きたくない理由として、これまでの職歴および就労において、学生時代から勉強をこなせないばかりか、仕事もうまくこなせず怒鳴られ続けてしまったことが大きい。

思えば学生の頃から周囲と比べて、圧倒的に成績が体育と美術以外悪かった。ほぼオール2だ。5段階評価のうち、2だったのは毎日授業にだけは出席していたことが大きい。皆勤賞として図書券約2000円分をもらったほどだ。本当は不登校になるのが怖くて、親の機嫌を伺って嫌々通学していただけだが。

 

そんな勉学の時点で失敗していては、仕事も人並みにこなすことすらできないのではないか。そんなことを学生の頃から感じていた。実際その通りになるのだが。

さらには小、中学生の頃はヤンキーでDQNな同級生にいじめられ続けるという人生の詰みっぷり。初っ端から転んでしまっている。

ちなみに学生の頃は、まだ自分が発達障がいであることは知らなかった。

存在自体知らなかった。周囲と比べて自分はどこかおかしい感覚はあったが。

そのために何事にも自信はなく、不安にとらわれすぎた学生時代だった。

 

年齢だけ社会人になり、仕事においても失敗続き。辛辣な言葉を投げかけられる。怒鳴られる。

一例としては、自身のあまりの仕事の遅さから、当時30代であろう上司に「君、まだ20代なのに50代のおっさんみたい。老けて見える。びっくりする」と約1時間半くらい説教されて、その場でぼろ泣きした。

他には女性パート従業員が半数を占める職場で自分だけハブられ続け、若くて立場が弱い理由から、上司に無駄にしんどいだけの仕事を優先的に振られ続けたり。

さらには当時、繁忙期で自身は正社員ではなく、なおかつほかの同じ立場の従業員は全員帰っているのに、自分だけ長時間残業をしつこく要求されたり。

実際にフルタイム+深夜の11時まで残業させられる。正社員ではないのに。

 

次に初めて正社員で就労した職場が建設現場で、いわゆる怒鳴って指導してなんぼの世界だった。そこでも仕事の遅さや不注意の多発で怒鳴られ続ける。説教される。

殴られることこそなかったが、指導担当であった上司たちのほとんどが、些細な気遣い一つできないだけで怒鳴るのは当たり前。お客さんが目の前にいても怒鳴るのも当たり前。現場の元請けの人間が偉そうで高圧的でパワハラなのも当たり前。

しかも建設現場が遠方だと、その現場の近くに借りているマンションの一室に上司と同居しなければならない=行動すべてを監視され、生活や仕事道具の買い出しに付き添い、荷物持ちするのも当たり前。ちなみに自分には必要のない生活用品なのに、自腹を切らされたこともある。ブラック。

 

そんなパワハラが日常の世界に思考が侵されて、退職する直前、自殺しようとしたこともある。

具体的には自室で、ビールを飲んで酔っ払いながらドアノブ自殺を企てた。死ぬ際に漏れるであろう排泄物対策に、紙おむつでもしようかと考えたが、死んだ後のことなんて、当時は知ったことではなかった。でも、自殺できなかった。

 

追い打ちをかけるように退職時、社長からの一言。

「お前はどこの会社に行っても通用しない」。

退職を手続をしていた当時、自分は誰が見ても明らかにうなだれていた。にもかかわらずあえてこの言葉を社長は言い放った。精神を病んだ人間に言うことか。鬼畜の所業。

 

要は失敗続きの経験が、働きたくない意思を増幅し続けてしまった。

結果、内心はニート根性が染みついた発達障がい者が出来上がってしまったのである。

 

そんな自分が近年になってようやく、発達障害であることが判明。

その後は数年間就労支援事業所に通所し続けた。

そしてようやく就職活動の第一歩を具体的に踏み出してしまった。自身が悠々自適に働く姿をイメージできないままに。働く覚悟が決められないままに。

常識や倫理、周囲の働けオーラに流されながら履歴書を書く。

自己PRや志望動機などを考える。

面接対策として質問されるであろう内容を想定して、文章にして話す内容を決める。

郵送する封筒の準備をする。相手と自身の宛先を書く。応募書類在中と赤ペンで書く。

 

あぁ、始まってしまう。

終わりの始まりが。働かなくていいという免罪符が衰えていく。絶望の未来が幕開けだ。言葉が極端か。

 

――告白しました。正直に。

だからせめて、この記事を読んだみなさんは私に働けなんて言わないであげてください。説教はお控えください。豆腐メンタルな私には、悪い意味で効果抜群です。